自己啓発の不朽のバイブル:「7つの習慣」第二の習慣

書籍

〜人格主義の回復〜 ステーブン・R・コヴィー

私が最も感動した章、第二の習慣。ここなんです。

終わりを思い描きましょうっていうやつなんですね。終わりを思い描く

「さぁ皆さん!」

ここでコビー先生が言うんですよ。

ここからの部分は、少し静かなところで真剣に、頭に映像を思い浮かべながら読んでください。

ってね。

えっ、今までも静かなところで読んでましたけど更に?みたいな。

わかりました、読みますよ静かなところで。

はい、イメージしてください。ある晴れた日です。ある晴れた日にお葬式が行われています。その斎場にはいろんな人が参列しています。斎場の奥には立派な棺があります。その棺をぱっと開けて、顔のところパッと開きますよね。開けてみてください。

そこにいるのがあなたです。

そういうストーリーなんですよ。そこにいるのがあなたです、しっかり思い浮かべてください。これを真剣に思い浮かべてください。その日は必ず来ますから。必ず来るゴールです。ここポイントなんですよ。ゴールを思い描けよって言われたときに、なんかビジネスをやる時だったら、その会社が成功するところを思い浮かべるんだとか、誰かと付き合ったら、その人と結婚するところを思い浮かべようとか、なんかスポーツやってんだったら大会で優勝するところを思い浮かべるって、そういうことかな?って思うじゃないですか。違うんですよ。死ぬでしょっ?て言うんですよ。

死ぬところ思い浮かべてください。みんな死ぬから。そしたら、そこの参列者の顔を思い浮かべてください、あ、そっか、俺の葬式参列する奴いるんだ、そうだよなあの人とあの人来るだろうなとか、あいつ来たら嫌だなとか、思い浮かべてください。そして、順々に弔辞が読まれていきます。そこも想像してください。

さぁ、あなたの家族。奥さんがいるのか旦那さんがいるのか子供がいるのか。若しくは親戚、兄弟、おじいちゃんおばあちゃん。分かりませんけれども、家族がいて、また上司がいたりして仕事付き合いの人がいて、友達関係が次々に弔辞を読み上げていきます。さぁ、その弔辞の内容はなんですか?なんて言われたら嬉しいですか?ってことなんですね。言われてうれしい弔辞ってなんですか?例えば、あなたはいつも職場に笑顔をもたらしてくれましたね、とかあなたがいるだけでものすごく勇気づけられましたとか。あなたに言われたあの時の言葉、今でも大事に思ってますとか。あなたがいたから今でも頑張れています。そんな風にいわれたくない?そこなんだよねぇ、あなたがいたから、こんなにうれしかったよとか楽しかったよって言われたいなって自分は思いました。そんな風に望むのであれば、弔辞でそんな風に言われた時があなたの成功である。

これをもとに個人の憲法を作りなさいって書いてあるんですね。文にしろって。個人の憲法、この本の中でミッションステートメントって言ってるんですが、憲法、それは大元のルールである。その大元のルールを決めましょう。

憲法って何?と思って調べました、3つの原則ってあるんだって。憲法に基づいて、法律って個別に作るんだってよ。ま、大元のルールを決めておいたら、個別にしたときに、これやるやらないって決められるわけなんです。んじゃどうやって大元のルール作るの?ってなった時に、この弔辞で言われたいことを思い浮かべてルールを決めていく。でね、弔辞ってみんな言われたいことちょっとづつ違うと思うんですよ。でもね、基本的に言われたいことってあんまり変わんない。基本的に人って、どう思われたいとか、何を善と思っているかっていうのはそんなに変わらない。それを個別にしたものを憲法として持っておきなさい。

当然個人としてのものも必要だが、家族間であったり、会社の中で決めてもいいよって言う。家族であったら、私たち夫婦はこういうところを大事にしていこうとか、会社としてこういうところを大事にしていこうとか、それを話し合いで決めていく。それは真剣に考えたうえで当事者が集まって考えないと守らない。

パッと作られて、はいって渡しても守られないでしょ?本気で考えて、本気で悩んで、本気で練り上げる。それが大事。なのでこれは1日2日では完成しない。数か月練りに練って下さいって言ってるんですね。初めにも言いましたが、これが長期的・持続的な成功につながる。これで自分も色々と悩み続けましたけど、かれこれ1年くらい悩みました。

俺は大金持ちになって何かをするとかじゃなくて、原則を中心においてくださいって言うんですね。原則を中心において生活している人は少ない、なぜか、中心を自覚していないから。中心というのは、最初に言った本当の成功、それはうれしい弔辞を読まれること。常に弔事に帰れよ、その弔辞を原則に置いたうえで、配偶者との距離感、家庭との距離感、仕事はどれくらいするべきなのか、お金はどれくらい必要なのか、その所有物を置いておくべきなのか、その敵を憎み続けるのか、その娯楽をやるべきなのかを決めなさい。そうやって決めるものですよと。要するに、ゴールからやれば今が見えてくるんですね。

さぁ、スタートが見えてゴールが見えてきた、次は方法です。

第一の習慣  第三の習慣

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