自己啓発の不朽のバイブル:「7つの習慣」第三の習慣

書籍

〜人格主義の回復〜 ステーブン・R・コヴィー

3番目の方法。大切な事を優先する。

そりゃそうだなと。ただ、コビー先生のやり方少し違うのよ。スケジュール、結局のところ時間管理。っていうのは、時間との向き合い方がすべてでしょ。だって死ぬから。死ぬまでの時間の使い方の中で、ゴールに向かうわけでしょ?じゃあゴールまでの時間をどう使うの。んでね、時間の使い方には4段階あるって言うんですね。考えたことある?時間の使い方。まずは、

1段階目はチェックリストを持っている人だって言うんですよ。例えば、今日はこれしてあれしてこっちの業務してとか、あの人に頼まれたことして・・・とかチェックしていくチェックリスト。そういう事っていうのは、まぁ言ったら今やんなきゃいけない事がガシャッと溜まってて、それをぽいぽいぽいぽいやってく作業ですよね。それが1段階目。でもそれっていうのは非常に狭い範囲しか見ていないよと。

2段階目、カレンダーを持っている人。要するに、長期的な、何月何日になにをやって、何月何日になにをやるってのを書いてある人。あぁなるほど、大体の人がそうじゃない?ね、チェックリストだけの人もいるよ、手帳とか持たずに、カレンダーにスケジュールも書けずに、何かやれって言われたことをメモして、それでやたらチェック外すっていう人もいるじゃないですか。でもカレンダーにこう一個一個書いて、あっ、こういうのがあるのねと。言われたらカレンダーに書く。そういうタイプの人。ちょっと長期。でも、その人はまだ甘い。

第3段階。そのカレンダーの中で、優先順位をつけている人。っていうのは、これは大事。これは大事だから先にやろう。3日後に何々があるからこれをやろう、これの準備しておこう。そういう事が出来るのが、その第3段階の人。しかし、コビー先生は非常にスパルタです。ダメだ!甘えるなよ!ってね。コビー塾に来たからには、優先順位を付けてます、カレンダーでチェックリストを付けてます。それだけで合格できると思うなよ!ココなんですね。優先順位が何なのかをもう一度考えなさいって言うんですよ。じゃないとパンパンのスケジュールを一生懸命こなすことになる。そうすると、あなたのゴールには辿り着けない。だから、考えろって言うんですよ。優先順位は何だと。その時に使えるのが、このチャート。

1、緊急性のあるもの、例えば、これをやんなきゃ上司に叱られるようなこととか。

2、資格をとるとか、関係性を築くとか、本を読んでみるとか、でもこういう事って何年も前から言ってたりする。

3、メールの返信しなきゃいけないけど別に重要じゃなかったとか

4、スマホとか、ゲームとか、娯楽

これね、大体の人が1で毎日終わってる。特に一生懸命働いている人ほど1で終わっている。だからストレス溜まってたまに4やりますよね。9割1で1割4。そんな生活送っていませんか?確かに、みたいな。これやってこれやってこれやってって緊急性の高い物ばかりやって、はぁ疲れた、アプリやろ。みたいなことになるわけじゃないですか。でももっとも大事なことは、2でしかない!っていうんですよ。だから、3、4をまずカットする!3,4を大胆にカットする。そのためにも原則を何度も何度も反芻する、原則を紙に書いて貼っておきなさいって言う。原則に沿わないことはやらない。そうやって時間を作る。きちんと原則がわかっていたら、2が何かわかるでしょ?そうやって3、4を減らす。

その上で予定を立てるんです。予定の立て方まで教えてくれているんですが、まずあなたが何の役割を持っているのかというのをまず書いてください。

1,自分の役割を書く

スケジュールなのに役割?皆さん弔辞読んだときに参列者きたでしょ?その参列者との関係ですよ。自分=個人という役割はある。その上で誰かの夫である。もしくは誰かの父親であるという役割があります。その役割別に目標を書きましょう。

2,役割別に目標を書く

一週間単位くらいで、やる目標を書いてください。遠い先の未来の目標なんてわかんないじゃないですか、でも一週間後、一週間以内

一週間単位で2を優先的に割り振る、そしてその間に1が入ってくるようにするんだと。そして、1に関してもなるべく自分じゃなくて委任することを覚えてください。というわけなんですね。例えば、家のことでも洗濯物干すとかご飯作るとか庭の芝刈りするとかそういうのを子供に任せられる。うまく任せられる親ってのは素晴らしいよね。皆さんの周りにもうまく仕事任せられる人と任せられない人いるじゃない?経営者でもそう、うまく社員を使えたり、バイトを使えたりする人、違う。

この時の委任の仕方にも注意があって、使い走り委任はダメ、全面委任○。

例えば使い走り委任に関しては、1個1個全部指示しないとダメなやつ。これって、何の時間も作れてないよね。でも、あなたに任せますよと、任せ方がうまければ自分は違うことが出来るかもしれない。

そこをうまくやるには、スピードよりも効果だと。効率よりも効果をちゃんと考えなさいと。例えば、こうした方が早いとか間違いがないっていうのが自分の中にあるから自分でやっちゃう。教えるの時間かかるしめんどくさい。だから俺の言うとおりにやってってなっちゃうんです。ま、自分も心当たりありまくりです。あー、もうわかんないかぁ。じゃいいよ、違うことやってて、とか。でも大事なことって、ちゃんとその人と向き合って、最終的にその人が委任できるような人物になることの方が効果が高いわけでしょ?だったら、まずゴールはどこなんだっていうのを相手に伝えて、少しずつ育てて行くことによって全面委任できるようになるよと。一発で教えて、使い走り委任はやめてねと。そういうことをやっていけたら、割り振れる。この1を回避できる、ということを言うんです。これをやると、結果的に自分も周りもハッピーになる。これが方法。でも、知っただけで満足しないでくださいねと、明日からやってくださいと。

なんかね、すごくシンプルで当たり前のこと。でも振り返ってみるとやれていないことの方が多い感じがするのは私だけでしょうか。

はい、次回は後半戦。第4の習慣。

第二の習慣   第四の習慣▷

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