自己啓発の不朽のバイブル:「7つの習慣」第一の習慣

書籍

〜人格主義の回復〜 ステーブン・R・コヴィー

「7つの習慣」の第1の習慣は「主体性を発揮する」です。これは、自分の人生に対して積極的かつ責任を持って行動することを意味します。状況に流されず、自分の選択で人生を形作ることが求められます。

主体的であること

誰かのせいにしてませんか?自分以外の何かに対して不満を持ったり、不満を言ったりする瞬間。その瞬間に、それは主体的ではないとコビー先生は言うわけなんです。

主体的ってのは、どういう感覚なのか。それは、すべては自分の責任だと思えってことなんです。

めっちゃスパルタやなぁ。

だってさ、例えばよ、今日転んで怪我して、しかもなんか通りすがりに暴言履かれて、そのうえで車が動かなくなってみたいな、そういう日でも、自己責任!って言うんです。えー!そんなぁみたいな。でもね、あなたずっと反応ばかりしてませんか?っていうんですよ。何かが起きる。それに対して反応する。例えば、あなたって、とてもユニークな顔してますねって言われたとしてね、はぁ!?って思うじゃないですか。なんだその嫌味みたいなね。あれ?寝てないの?顔パンパンだけど、とかね言われたときに、なんでそんなこと言われなきゃいけないんだとか色んなこと思うと思うの。

でもそれは反応である、というんです。反応というのは、レスポンスなんです。責任ていうのはレスポンスビリティって言うんですね。レスポンスビリティっていうのは、レスポンスとアビリティの組み合わせだって言ってるんですね。反応(レスポンス)することを選択(アビリティ)することが出来るというですね、そういう言葉だとコビー先生はおっしゃってるんです。

なので、何を言われようが、何があろうがそれについて傷つくのは、自分が傷つくという選択をしてるからだと。だから、お前って変な顔してるなと言われても、自分の中に軸があればイヤイヤ別にっていう風に傷つかないことも出来るんだと。そのうえで自分が出来ることにフォーカスしたら良いんじゃないって言うんですね。

これを見てくださいっていうんです。関心があることっていうのが、このグラフでこの円の中にあるとして、みんなも関心のあることってあるよね?みんなの関心の中に、例えば北極の明日の天気はってあんまり関係ないでしょ?いきなりなんか北極の明日の天気気になる―って思う人あんまりいないと思うんですよ。とか、どっかの国の、そのアフリカの木の実を取る職人さん、が最近離婚したことについて、とかあんまり考えないでしょ?まぁだから関心があることって結構限られてるんですよ。その関心のあることの中で、自分の影響が及ぶことってなると、この中に納まりませんか?大体。例えば、何食べよっかなぁっていうのは影響できることでしょ?だけど、・・・たとえば総理大臣はどう発言するだろうかっていうのに関心があったとしても、それは自分の影響外だよね?この中に総理大臣は私のいう事を聞くって言う人もいるかもしれないけど、大概の人は総理の発言を左右できない立場にあるよね?だから、関心があることと影響できることってのは別だとして、関心のあることの方に目を向けずに、影響できることに目を向けるのが正解ですってコビー先生はおっしゃってるんですね。

関心があって、影響できないことばかりに目を向けると、反応人間になる。

例えばよ、エンタメ業界の景気悪いなーっていうのは、影響できないわけじゃないですか。あなたが、業界の景気をくい―って上げれたらさぁ凄いいいよ。だけど上げれないでしょと。だったらそれについてあーだこーだ考えるの無駄じゃない?関心がある中で、影響できることをやればいいんじゃない?もしエンタメ業界が不景気なんだったら、自分の会社が業績アップできるように自分で考えてみるのがいいのか、もっと好景気な業界に転職するのがいいのか、自分が出来ることにフォーカスしたら、文句言わないで済むじゃない。そういう事ですよね。

お前って変な顔してるなって言われたとして、それに対して反応するんじゃなくて、この人に関心がないんだったら無視すればいいし、すごく大事な人にそんなこと言われたってことは、何かすごくムカつかせたのかもしれないよね。じゃ、自分の行動を変えたらこの人は発言をかえるの?機嫌を直してくれるかもしれないし、単純に虫の居所が悪くて僕にもあたって来たっていうんだったら、それは関心の外においてしまえばいい。そういう風にすると、反応を選ぶことが出来る。これは自分事だと思うことによって、自分が変えれるんだって思うことによって、それが変わるというふうにコビー先生はおっしゃってるんですねぇ。

この七つの習慣はどのように進んでいくかというと、スタート体制をとる、ゴールを設定する、走り方を知るという非常にシンプルな構成になってるのね。なので、まず主体的であることっていうのは、スタート体制をとることなんですね。

(シート)その次に、ゴール、走り方。スタート体制を取れるようにするためにはこうしましょうよと。で、逆にこういう人もダメですよと言ってるのがこちらの円。影響できることが大きいのに、関心が小さい。例えば、読者の誰かが影響力のある人になったとします。決定権が増えてきたり、自分のやれることが増えてくると影響力って大きくなるよね?

にも関らず、関心がこれだけ。例えば、部下が何十人もいて、でも自分の好きな人にしか関心を示さない。いやいやいや、他の人苦しんでる。もっと大変な人が部下にいるはずなのに、全然関心を示さない。それはものすごく無責任だよね。自分にはいろんな人を救う力があるのにも関わらず、ある特定の人にしか関心を示さない。それだと組織が崩壊するよね。だから、常に関心は大きくあるべきだけれども、そこの中の影響にフォーカスをするといいよ、とコビー先生はおっしゃってる。なるほどなぁって思いました。

はい、整理出来ましたか?次回は、第二の習慣、ゴールを設定するの説明をしていきますので、お楽しみに。

序章   第二の習慣

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